新潟を拠点として活躍するデザイナーのutopia(ユートピア)さんが紺仁のmono-kimonoの片貝木綿の生地を使い、より日常でも着やすい心踊るスカート に変身させてくださいました。
もともと、戦後の民藝運動の時に柳宗悦さんらの活動によって生まれた片貝木綿は、横糸の打ち込み方により、より洋服地にもしやすいように設計されました。和裁では用いないバイヤス使いの縫製にもほつれにくい特徴があります。
今回のutopiaさんのデザインは反物であることの小幅にこだわり、反物幅の端の耳(ミミ)をあえて見せたり、生地を縦と横に使うことで同じ生地でも表情が変わる面白さを表しています。
また、360度どこを正面にして履いてもよい設計になっているため、その日の気分やトップスとの相性でお選びいただけます。生地が縦横になっている場所、横布使いだけの場所などで、ぐっと見え方が変わります。また、ウエスト部分もトップスをインでもアウトでも着れるデザインになっています。ポケットもひとつありますが、360度どこを正面で履くかにより、ポケットの位置も右ポケット、左手ポケット、後ろポケットというように位置が変わります。